認証かごしま材の家とは

kjcadmin   2015年10月27日

認証かごしま材の家とは,鹿児島で育った木をふんだんに使った木造住宅のことです。

認証かごしま材の家は次の基準に適合する住宅をいいます。

認証かごしま材優良木造住宅建設基準

  1. 設計者及び工事監理者または、施工者のいずれかが、かごしま材取扱店であること。
  2. 在来工法の木造住宅であること。
  3. 認証かごしま材の使用量が次の各号のいずれかに該当すること。
      1. 柱・半柱・間柱の構造材が,当該部材の体積比で80%以上
      2. 構造材が住宅の延べ面積に0.023立方メートル/平方メートルを乗じて得た数値以上
      3. 造作材,下地材及びフローリングの合計面積が16平方メートル以上
      4. 上記(1),(2)のいずれかにおける認証かごしま材の実使用比と(3)における同材の実使用比の数値の合計が1以上
  4. 隅柱及び通柱の小径は、原則として、12センチメートル角以上とすること。
  5. 基礎は一体の鉄筋コンクリート造の布基礎又はべた基礎とし,地面からその上端までの高さは40センチメートル以上とすること。
  6. 原則として、小屋裏の壁で屋外に面するもの又は軒裏には換気上有効な位置に2以上の換気孔を設けるものとし,換気孔の有効面積の天井の面積に対する割合は、300分の1以上とすること。
  7. 外壁の床下部分には、原則として、壁の長さ4メートル以下ごとに有効面積300平方センチメートル以上の換気孔を設け,床下はコンクリート,防湿フィルムその他これらに類する材料で覆うこと。

在来工法①の軸組図

在来工法(1) :柱や梁などによって構成される工法
半柱 :柱の半分だけが壁面から外に突き出した柱
間柱(2) :柱と柱の間に設けられた垂直材
隅柱(3) :建物の隅部にある柱
通柱(4) :1階から最上階まで1本の材で通した柱
布基礎(5) :外部などの下に設けられる連続基礎
べた基礎 :建物の底面全体に設けられる板状の基礎